カメラそのものや撮影が好きな人が書いているブログですが、知識が豊富であるとか技術が秀逸と言うことは一切ありませんのでご了承願います。 近年は野鳥と戯れるのが好き。 更新・コメントへの返信などスローペースとなっていますのでご了承下さい。 オリンパス好きの跡地
_8140005_DxO
E-M1ユーザーの間で話題の大型アップデートver4.0
今更ですが私も思うところを書いてみました。
書き始めて何度か読み返して整理したのですが散漫な記事にしかならず、この辺が自分の限界かなと・・・
ご容赦下さい<m(__)m>


言うまでもなく、オリンパスは物を売って利益を上げる営利企業です。
ある商品の販売期間が長くなってくれば、セールス的なてこ入れはあっても、キャッシュバックや販促品のプレゼント、色変えなど、文字通り小手先の対応が普通です。

同一機種の生産期間が長くなってくれば量産効果も見込めるでしょうし、ソフトウエア技術の蓄積はメーカーにとっても有益ですが、E-M1のように無償で、何度も、機能追加をサービスするというのは、今までのオリンパスでは(他社でも?)あまり考えられないことです。

手厚くもてなされる理由をイヤらしく考えてみますと、マイクロフォーサーズに軸足を移して以降、何年もかけてフォーサーズ(ZD)レンズを制御しようと努力し続けたものの、位相差AF用のレンズをコントラストAF機に転用するのは難しいことのようで、E-M1に位相差AF素子が載った撮像センサーを採用して、ようやくこの問題(いわゆる両輪問題)を片付けることに成功しました。

すなわちE-M1はZD含むフォーサーズ用レンズの受け皿であり、位相差AF素子を備えて居らねばならない。
E-M1 Mark2の開発=Mark2専用の新型撮像素子の開発ということになります。

新型素子の開発に何千万掛かるのか、或いは何億掛かるのか、(E-M1の発表会で何方かが億単位と言ってたような?)いずれにしても専用の素子を頻繁に更新は出来ないし、出した以上は専用機であるE-M1もたくさん売れてもらわないと困るというのがメーカーの本音のように思います。

その過程で出来たやり方?妥協?落としどころ?うまい言葉が見つかりませんが、メーカーとユーザー双方がwin-winの関係となる方法とでもいいますか・・・
・その時々で最善の機能を提供するため、メーカーはソフト的な改良を続ける。
・そこまでして貰える手厚い商品ならばユーザーも信頼し、いつ買っても大丈夫だなと安心する。

少なくともオリンパスの中で、可能ならばミラーレスカテゴリーでもベストセラーにならねばE-M1というカメラは成り立たないのだろうし、機能追加で陳腐化させない(ロングライフ商品とする)販売方法が、必然的にE-M1をそういう商品に育てたのかなと予想しています。

まー実際のE-M1の売り上げは存じませんし、裏づけのない妄想はどうでも良いのですが、FWによる機能性向上にオリンパスが積極的なのは事実ですし、それはユーザーにとって間違いなく有益な話なのです。
E-M1はデジタル機器では珍しい、長く使い込める商品だと思います。(といってもまだ2年ですが)

実際E-M1は、今まで私が購入したオリンパスのカメラで最も不満がないカメラです。
_____________________

メーカーにとってFWのアップデートというのは一般的に、発売開始までに取りきれなかった不具合を後日ソフト的に修正するというのが基本的な考え方かと思います。
カメラ自身が持つ機能は、発売時点の状態がそのカメラの仕様であり、当初なかった機能が後刻追加されることはほとんどありません。
(キヤノンの7Dのほか、富士もFWによる機能向上の対応されているようですがここでは略)

E-M1の発売が2013年の10月
Ver2.0の公開が2014年の10月
Ver3.0の公開が2015年の2月
Ver4.0の公開が2015年の11月予定

ほぼ、1年おきにメジャーバージョンアップ。
発売後2年を迎えようかという機種に大変な力の入れようです(^^ゞ
一眼レフと違って、機械的な限界よりも、ソフト的な改善余地が大きなミラーレス(だと思ってます)ならではの対応でしょうか。

OSを更新しながら機能性を改善し使い続けるタブレットなどと似通ったにおいもします。
ミラーレス創成期に、レフ機を捨てれば家電メーカーに取って代わられるぞ。といった話題が挙がりましたが、現在そうはなっておらず、ミラーレスもやはり、カメラやレンズ製造技術の蓄積がなければ成立しない。
そりゃそうですよね。使うほうは家電として使うのではなく、カメラとして使うのだから。
良い意味で純粋なカメラっていうより、少しガジェット寄りのカメラなんだと思います。

話があちこちに飛んでごめんなさい<m(__)m>
_______________________

E-M1のそれぞれのメジャーバージョンUPにはテーマがあるように感じます。
Ver2.0は本来、発売と同時に対応したかったであろうフォーサーズ用ZDレンズを「まともに使える」レベルへの制御関係と、カメラとしての基礎体力の底上げ、補完がテーマのように見受けらます。
ちょっとひどい言い方ですがver1.0はベータテストだったかのうような?
これが現在のE-M1に対する信頼を揺ぎ無いものにしたように思います。

想像でしかありませんが、E-7が出ないことが確定し、E-5からのE-M1を買い増しor買い足した方にとって、2.0相当の「ZDレンズの快適な運用」は「発売当初(1.0)から」期待された方がほとんどだったのではないかと。
でも実際はE-7の代わりにならなかった。
2.0はそうした方の要望に対するオリンパスからの1年遅れの回答かなと思います。

Ver3.0はメジャーバージョンアップと言うにはすこし地味なように見えますが・・・AFまわりの改善ということを考えると、2.0の追補版な要素・・・2.5のようにも感じます。
ただ、AF追従の連写枚数の増加など地味ながら大きな改善ということで母数に3を与えたのでしょう。
______________________

そして今般のVer4.0ですが、こちらはもちろん深度合成・・・AFの補完機能(ちょっと違うが)にも使えそうなフォーカスブラケットが目玉かと思います。
公式にもマクロ撮影に適した機能向上とありますし、フォーカスブラケットは野鳥撮影でも効果があるのかなと。
野鳥撮影では微妙にピントがずれていて、惜しいなと感じることもあります。
ピンぼけではなく、意図したピント位置からのずれですね。

位相差よりもコントラストAFの方がピント精度は上と聞きますが、まぁなかなか撮影者の意図を反映させるのは機械任せでは難しいことです。
振り返りの構図で目にあわせたつもりが手前の体にピントが合ってるとか。
超望遠で撮っているとまあ、あることです。

野鳥撮影の場合では、相手が動くということもありますのでフォーカスブラケットがどの程度有効なのか、使ってみなけりゃ判りません。
最悪、ブラケットする方向と鳥が逆方向に動いたら全滅の可能性もあるので、常用することはないでしょう。
迷いなく・適切に・動作し・調整できるなら間違いなく便利な機能と思います。
深度合成は手持ち夜景モードの実績もありますので、多少動きのある程度の被写体ならほぼ信頼して大丈夫かなと思いますが・・・野鳥撮影だと使いどころは難しいでしょうね。

AF合焦したポイントから、少しずつピントリングを調整して何枚か連写するというのは、野鳥撮影のテクニックとしては既にあるものですが、今回のフォーカスブラケットはそれを自動化しようという試みのようにも見えます。
カメラボディの手ぶれ補正とレンズぶれ補正を合わせてぶれ補正を高度化しようとする研究などと考え合わせても、超望遠の分野でオリンパスを選ぶ付加価値は今後増えてくると思います。

従来からオリンパスは、撮影者のテクニックに拠らず、高度な撮影をカメラが補い、達成するという方向が得意でした。

今までは初心者が野鳥撮影をするならキヤノンかニコンという漠然とした基準のみでした。
実際動体AF技術やレンズラインナップ(望遠画角)ではアドバンテージがありますので、漠然と言うのは正確ではないですけど。

画角で望遠有利ではない(画角で600mmはどのメーカーにもあります!)・高感度の差は依然としてある・AFもどこまで信用できるかなど、課題は多いと思いますが、特に重要なきちんとピントが合った写真をどれだけ撮れるか?の部分。
ここのところはもともと、絞らなくても深度が深いことに加えて、今回のフォーカス関連の自動化機能が、特に初心者の方には大いにアピールすべき点だと思います。

2段分の深度が稼げる時点で感度的に有利なのに、Ver4.0で踏み込んだ深度合成やフォーカスブラケットで、この分野でマイクロフォーサーズを検討する「ストロングポイント」は大いに増えると思います。

そして使う人に寄り添うためにはやっぱりT端画質重視の5-600mmのズームレンズは必要です。
せっかく作るのなら、昨今の普及クラス超望遠ズームのトレンドに目を向けてください。
このようなレンズに組み合わされるのはほとんどがAPSやトリミング前提の高画素フルサイズ機です。

機種を選ばなければAPSにズームの600mmセットなんて、今や10万円強出せば揃ってしまうのです。
画角900mmはいまや普通なのですよ。
ここでマイクロフォーサーズが勝負するには+アルファの画角とZDズームレンズの解像力です。

強力な手ぶれ補正も魅力には違いありませんが、1000mm以上の画角で、手持ちではまともなフレーミングは出来ないと思いますのでそこまで強力なISが要るのかな?とは思いますが・・・これは人それぞれ。

取り止めがなく(いつもの論調)なってきましたのでこの辺で終わりにしたいと思いますが、なんだかんだ、自分がZDレンズ好きなこと、オリンパスに期待していることを再認識などした今般の出来事でした。
お読み頂いた方、長文にお付き合い有難うございました<m(__)m>

Comments

    • Hiro Clover's comment
    • 2015年09月21日 16:07
    • フォーサーズ用ZDレンズが使い易くなったのは、2014年5月21日のVer.1.4だったかと。
      この時、50mmF2マクロのAFがスムーズな動きに変わったので驚いたんですよね。

      自分もE-M1はこれまで使ったカメラで1番気に入ってます。
      更新サイクルの長いフラッグシップ機がファームアップで進化し続けるというのは、下位機種の下克上もこれからのファームアップに繋がるのではと期待も膨らみますし、新鮮な気持ちで長く使えるのはいいですね♪

      話は変わりますが、、。
      フルサイズとフォーサーズの併用をずっと考えていますが、ペンタのフルサイズ発売が来年の春に延期されたのでがっかりしています。
      ニコンのDf後継機かキヤノンの6D後継機が先に出ちゃったらもう待てないかも。(^_^;)
    • boratu's comment
    • 2015年09月21日 19:16
    • こんばんは。
      E-P2の時のようにE-M1の後継機がすぐ出ないものかと、買った後はヒヤヒヤしてました^^;
      ファームウェア更新での基本性能アップにオリンパスがどう光明を見出しているのか
      ユーザーにとっては次機種の購入に悩まずに済むということでは喜ばしい限りです。
      他社ユーザーが「オリンパスはこういうメーカーになりつつあるんだ」と
      良い意味で惹かれて、乗り換えや併用で定着する契機になれば良いですね。

      あとは300mmと一緒にx2テレコンを出すか、400mmF4を……ゴクリ
      多少大きくてもフルサイズやAPS-Cよりは確実に小さく作れるはずですから。
      魅力的なレンズどんどん出しちゃってください。
      将来超望遠レンズを使いたい人間としては、オリンパスには長く息をし続けてほしいですから。
    • 時計好き's comment
    • 2015年09月21日 20:16
    • Hiroさん今晩は。
      ・・・・・・・ホントだ〜(^^;
      自分でも1.4の時に記事書いてるのにいい加減ですねぇ(汗)
      そうそう、1.4で電車の撮影してて、C-AFが良くなったなぁと思ったのでした(^^ゞ

      E-M1は間違いなく今迄で一番力を注いでくれているカメラですよね。
      機械的に時代遅れになるくらい長期間経過したらさすがに機能更新も限界が来るのでしょうけど、今のところ画素数と高感度をのぞけば他社APSと差ほど大きな差はないというか、連写はレフ機の追従を許さないレベルですしね〜
      何気に連続撮影可能枚数も多いので、まだまだ機能的には一線級(上位の)だと思います。

      仰るように機能更新の都度、新たな気持ちで接することができるのは嬉しいですね♪
      後日発売される機種に下克上されるのがミラーレスのデメリットのように感じていましたが、逆に楽しみな気持ちが出てきますよね。

      ペンタックスのフルサイズは延期になったんですね。
      オリがレフ機を出さない以上、レフ機のフルサイズって面白いと思います。
      ただ、レンズを一から揃えるのって大変ですね(>_<)
      ペンタックスもフルサイズ用は一からレンズ出すのでしょう?
      ニコンもそろそろFマウントに一線を引く(電子化)気なのかなーとか思いますし。
      そう考えると・・・キヤノンが一番安心な気もします。

      どこかのメーカーがEFレンズをMFTで使えるAFアダプタ出しましたし、面白そうですよね。
    • 時計好き's comment
    • 2015年09月21日 20:33
    • boratuさん今晩は。
      憶測ですけど、メーカーにそうやすやすと次世代機を出せない事情がもしもあるのだとすれば・・・
      まぁ割と、機能的にはまだまだイケてる様な気がしますので我々にとっても安心ですね(笑)

      近頃は2マウントも決して珍しくなくなりましたし、正直浮気先のメーカーってあまり良くわからないまま手を出してしまうこともありますが、こういう手厚い対応をしてくれるんだってことが知れてくれば、おっとり刀でオリンパスを手にした人へも良いイメージを植えつけられますよね。
      まぁ世の中には浮気のつもりが・・・って人もいらっしゃるので、まず手にとってもらって、いい印象を与えるのは良い作戦かと(笑)

      レンズに関してはセンサーが小さい分其れ成りの強度は要求されるはずですけど、逆にフルサイズやらAPSのことは考えなくてすむメーカーなんですから、原資は集中できるはず。
      より簡単にメリットを訴えられる超望遠の分野を放っておくなんて勿体無いです。

      長く息してもらうためにも、超弩級レンズより先に、ズームの600mmを出した方がよほどご新規さんを引き込めると思うんですけどね〜

      いきなりスゴイの買う人もそりゃーいるでしょうけど、大多数は使い勝手のあるズーム(手抜きレンズではない)とか、普及価格帯のレンズだと思います。
      そこで如何に高千穂沼・・・いや泉なのか?へはまって頂くかではないのかと(笑)
    • lulu's comment
    • 2015年09月21日 22:40
    • 小生、E-M5無印ですので関係ないのですが、オリンパスのver4.0への思い、ご説ごもっとも。ただ像面位相差も様々出てきて、画質面でも改善されているようです。ザックリと位相差、最終コントラストとhybridになるのでは?手振れもボディとレンズの両方を制御して・・・。2016年にE-M1markIIで新型センサーでhybrid AFを期待してましたが、この時期のver4.0。無理かもしれまでんね。新型センサーで高感度ノイズがさらに減ると、星空がさらに気楽に撮れます。今でもかなり満足してますが、プログラムの開発とハードの開発。楽しみであったのですが・・・。

    • 時計好き's comment
    • 2015年09月22日 15:58
    • luluさんこんにちは。
      Zuiko Digitalレンズを売り続けている以上、そのための受け皿=位相差AF素子搭載撮像センサーを無くすことはできず、現在のところその撮像センサーはE-M1にしか搭載されていないわけです。

      仮に全機種にE-M1のセンサーを搭載するようになってくれば、所謂デュアルファストAFというものがマイクロフォーサーズ全般のトレンドになるのだろうと思います。

      これまでのように、同一のセンサーを多機種に搭載すれば当然、センサーの調達価格も下がる(副次的にZDレンズもallMFTボディで実用可能になる)と思いますがそうしない理由があるのではないでしょうか。

      その辺りの答えが出る頃にオリンパスの目指す方向も見えてくるのではなかろうかと・・・

      Mark2は神のみぞ知るといったところですが、300/4が2016年という噂もありますので、そういうことなのかもしれませんね。
      いずれにしてもMark2ではセンサーは更新されるのではないでしょうか。
      センサーの更新ぐらいないとMark2が出る意味がないほどE-M1の機能は充実しています。
    • lulu's comment
    • 2015年09月23日 23:59
    • デュアルファストAFがmFTに、ハイブリッド手振れがOMDに。2016年はオリンパス新型ラッシュかと思っていましたが、この時期のE-M5II,E-M1のver.4。新型センサーは遥か彼方ですかね。デュアルファストAFを夢見つつ、11-22/2.8-3.5でも中古で買いますか。
    • 時計好き's comment
    • 2015年09月24日 12:16
    • luluさんこんにちは。
      ハイブリッドAFはレンズISとボディISを併用する仕組みだと思いますので、今後発売されるMFT全機種で対応できる(する/しないは別)と思いますが、DualFastAFに関してはE-M1またはその後継機でしか実現しないはずなので、DualFastAFに期待を寄せるluluさんは今買うか、Mark2まで待つかの二択でやきもきされるでしょうね(^^;

      でもE-M5があるなら当面は気楽にお待ちになれば宜しいのでは。
      11-22mmはスナップで使いやすそうですがE-M5だとジコジコAFで使い辛そうな気がいたしますね。E-M1導入後に検討された方がよろしいのではと愚考いたします。

Add Comments

名前
URL
 
  絵文字
 
 
オリンパスオンラインストア

オリンパス製品最安はOLYMPUS ONLINESHOP

JobuDesignジンバルヘッド
最近の投稿画像
  • 嗚呼無情
  • 嗚呼無情
  • 嗚呼無情
  • 嗚呼無情
  • 嗚呼無情
  • 嗚呼無情
  • 嗚呼無情
  • 嗚呼無情
  • つなぎ記事
筆者プロフィール
Archives
記事検索
Recent Comments



にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
人気ブログランキングへ



  • ライブドアブログ