
ピントは手前のスズメではなくてこっち見てるスズメ。
SP 150-600mm F/5-6.3 VC USD [Model A011](長いので以後A011ね(^^;)を使い始めて概ね1ヶ月経過しました。
また、NFG-M4/3経由でマイクロフォーサーズのE-M1にもくっつけて使ってみましたので、そちらの印象について書いてみます。
dpreviewのレビュー(のデジカメinfoさん訳)によるとA011はフルサイズ機で良い仕事をするが、APSでは解像力は落ち、それほどシャープではないとのこと。
結論から言えば、私の感想も全く同じ。
小さなセンサーに対応しようとすればレンズの解像力も求められるはず(画素数にも拠るでしょうが)。
APSは持ってませんが、更に小さなフォーマットであるMFT機のE-M1で検証した結果、解像力不足と感じました。
どこまで写れば満足か?は、人それぞれですから断定は出来ませんが。
______________________________
人によっては気持ち悪いかもしれませんが、ヒヨドリの若をD610+A011にて撮影したもの。

(↑若と思ったんですが若でも頭に毛は生えてるものなんですね。
猫に食われかけたヒヨ?詳しい方教えてください。)
トリミングではなくさらに寄って2-3mくらい・・・最短撮影距離付近での撮影。

これくらい解像してくれれば自分的には何の文句もありません。
ただ、「野鳥」にこんなに近づけるケースはほとんどないわけです。
しかしD610には2400万画素を活かしたトリミング耐性があります。
ある程度近づければ、どアップは無理でも(フルサイズと組み合わせて)「大いに使えるレンズ」という印象です。
しかし近づけない場合は・・・

これはもうどうしょもないですね〜
しかも暗くてSSも落ちてしまうのでトリミングして使う気もしません。
これがMFT(x2画角)であったなら・・・これくらいで写るはず。

さらにNikon1(x2.7画角)だったなら・・・これくらいで写るはず。
そして実際に、M1にA011を装着して撮った画像がこちら。

D610のトリミングよりはこちらの方が結果は良いような「気」がします。
しかし・・・やっぱり解像感は・・・ない(涙)
自分だったらこれくらいのトリミングは許容範囲って思うサイズにトリミングすると・・・

羽毛の感じがのっぺり(^^;
まぁ拡大して羽毛の解像が・・・などという変態的(笑)趣味がなければ、場の雰囲気は伝わると思います。
しかし一度BORGでこれは!という一枚を撮ってしまうとやはりこだわりが出てしまうのです。
趣味で軽自動車買う余裕があれば、純正の単焦点レンズを買う手もありますが・・・
やっぱり、A011はフルサイズ乃至APS機で使用するのが良いのかもしれませんね。
贔屓目に見るならば、今回は曇り空の午後の林床という光線的に最低な条件でした。
良い条件が揃えば、また違った結果が出る可能性もあります。
で。実は多少の不満はありまして・・・
フォーカスリミッターの設定がちょっと飛行機やさん向けだな(15m以上の切り替えしかない)と思うのと、
一度だけD610との組み合わせでAFがうんともすんともいわなくなったケースを体験しており、
やっぱりこのあたりの信頼性というのは純正に勝るものはないんだろうなというのは感じました。
でもそれらを差っぴいてもA011のコスパは最高だな。と思うのです。
シグマの方が50mmから使えて便利って意見もあるみたいですが、仮にこのレンズが50-600mmであったとしても、600mmが緩くなるなら私は要りません。
便利ズームならたくさんあるだろうし、50mmでよく写るズームレンズなんてもっとたくさんあるでしょう。
何のための600mmかと。
600mm使えることがこのレンズの肝だと思いますので「望遠」ズームに求められることを理解し優先して設計されたであろうタムロンさんに、一人分ですが拍手を送ります。
______________________________
一方、オリンパスにおいては2本の望遠レンズがスタンバイしているわけです。
40-150mm F2.8 PROと、300mm F4 PRO
自分的には40-150mmっていうのが短く感じるのとズーム倍率も低いため、50-200mmとの買い替えまではいかないな。と思ってますがサンヨンは興味深く見守っております。
現時点で噂話ではありますが、この2本のレンズ専用x1.4テレコンもあるとか。
これが事実であれば300mm F4が420mm F5.6になるわけです。
画角は840mmになります。
かなり良い!良いのですが・・・鳥撮ってる身としてはあとちょっと足らんのです。
要旨から少々ずれます。
鳥でもとことんやってるような人はまぁ800mm F5.6あたりに 高いボディ(or APSで換算1200mm)使ってると思われますので、今更オリンパスに乗り換えることはないような気がします。
オリンパスって、望遠の客なんて少ないでしょ。売れないでしょ。
そう思ってるのでは?と感じるフシがあるんですが、シグマやタムロンのズームレンズ使って、鳥撮ってる層(て、私もですけど)は、使い勝手良ければオリンパスに来てくれるんじゃないの?と思うんです。
A011の掲示板見てるとレースや戦闘機撮ってる人も多そう・・・いや実際多いかどうかはわからないけどいまだにバックオーダー抱えてるくらいだし、少なくとも興味持ってる人は多そうです。
そういう人たちって500mmにAPSで750mmくらいで、今、使ってる人が多いように見受けます。
他社APSってだいたい2000万画素超えてきてるんで、トリミング前提なら画角はもう少し伸ばせますよね。
人によってはこういうレンズにさえテレコンとかつけちゃうみたいですけど、それじゃ暗いしAFも不自由だし、たぶん解像感もないと思うんですよね。
やっぱり1000mmほしいって人は多いわけですよ。
ところがオリンパスならEVFで暗いところでも見えるし、拡大できるし、500mmが1000mmになりまっせ〜
しかもうちのレンズは開放から結構いけまっせ〜
絞らんでも深度ふこおまっせ〜
うちのカメラはFWのアップデートで購入後も陳腐化させまへんで〜(と最近評判のコレも売り込む!)
これならお客さん来てくれると思うんです。
300-600mmズームで裾野を広げ、理想はロクヨンまたは多少なりと安く済むであろう500mm F4 PROなんでしょうかね。x1.4テレコン使えます前提で700mm F5.6の画角は1400mm。
てことですので300mmで終わりってんじゃなくて、マイクロフォーサーズにこそ600mmあたりまでの開発、よろしくお願いしますね(^o^)/
*************************
去年9月の記事で今更感がすごいんですけど、ITmediaさんの40-150mmの記事の最後の方の画像見てて何か違和感感じました・・・
理由判明。三脚座が逆向きになってました。
逆付け可能てことなのかな??この時点ではモックてことなので気にしても仕方ないんですけど(笑)
結論から言えば、私の感想も全く同じ。
小さなセンサーに対応しようとすればレンズの解像力も求められるはず(画素数にも拠るでしょうが)。
APSは持ってませんが、更に小さなフォーマットであるMFT機のE-M1で検証した結果、解像力不足と感じました。
どこまで写れば満足か?は、人それぞれですから断定は出来ませんが。
______________________________
人によっては気持ち悪いかもしれませんが、ヒヨドリの若をD610+A011にて撮影したもの。

(↑若と思ったんですが若でも頭に毛は生えてるものなんですね。
猫に食われかけたヒヨ?詳しい方教えてください。)
トリミングではなくさらに寄って2-3mくらい・・・最短撮影距離付近での撮影。

これくらい解像してくれれば自分的には何の文句もありません。
ただ、「野鳥」にこんなに近づけるケースはほとんどないわけです。
しかしD610には2400万画素を活かしたトリミング耐性があります。
ある程度近づければ、どアップは無理でも(フルサイズと組み合わせて)「大いに使えるレンズ」という印象です。
しかし近づけない場合は・・・

これはもうどうしょもないですね〜
しかも暗くてSSも落ちてしまうのでトリミングして使う気もしません。
これがMFT(x2画角)であったなら・・・これくらいで写るはず。

さらにNikon1(x2.7画角)だったなら・・・これくらいで写るはず。

そして実際に、M1にA011を装着して撮った画像がこちら。

D610のトリミングよりはこちらの方が結果は良いような「気」がします。
しかし・・・やっぱり解像感は・・・ない(涙)
自分だったらこれくらいのトリミングは許容範囲って思うサイズにトリミングすると・・・

羽毛の感じがのっぺり(^^;
まぁ拡大して羽毛の解像が・・・などという変態的(笑)趣味がなければ、場の雰囲気は伝わると思います。
しかし一度BORGでこれは!という一枚を撮ってしまうとやはりこだわりが出てしまうのです。
趣味で軽自動車買う余裕があれば、純正の単焦点レンズを買う手もありますが・・・
やっぱり、A011はフルサイズ乃至APS機で使用するのが良いのかもしれませんね。
贔屓目に見るならば、今回は曇り空の午後の林床という光線的に最低な条件でした。
良い条件が揃えば、また違った結果が出る可能性もあります。
で。実は多少の不満はありまして・・・
フォーカスリミッターの設定がちょっと飛行機やさん向けだな(15m以上の切り替えしかない)と思うのと、
一度だけD610との組み合わせでAFがうんともすんともいわなくなったケースを体験しており、
やっぱりこのあたりの信頼性というのは純正に勝るものはないんだろうなというのは感じました。
でもそれらを差っぴいてもA011のコスパは最高だな。と思うのです。
シグマの方が50mmから使えて便利って意見もあるみたいですが、仮にこのレンズが50-600mmであったとしても、600mmが緩くなるなら私は要りません。
便利ズームならたくさんあるだろうし、50mmでよく写るズームレンズなんてもっとたくさんあるでしょう。
何のための600mmかと。
600mm使えることがこのレンズの肝だと思いますので「望遠」ズームに求められることを理解し優先して設計されたであろうタムロンさんに、一人分ですが拍手を送ります。
______________________________
一方、オリンパスにおいては2本の望遠レンズがスタンバイしているわけです。
40-150mm F2.8 PROと、300mm F4 PRO
自分的には40-150mmっていうのが短く感じるのとズーム倍率も低いため、50-200mmとの買い替えまではいかないな。と思ってますがサンヨンは興味深く見守っております。
現時点で噂話ではありますが、この2本のレンズ専用x1.4テレコンもあるとか。
これが事実であれば300mm F4が420mm F5.6になるわけです。
画角は840mmになります。
かなり良い!良いのですが・・・鳥撮ってる身としてはあとちょっと足らんのです。
要旨から少々ずれます。
鳥でもとことんやってるような人はまぁ800mm F5.6あたりに 高いボディ(or APSで換算1200mm)使ってると思われますので、今更オリンパスに乗り換えることはないような気がします。
オリンパスって、望遠の客なんて少ないでしょ。売れないでしょ。
そう思ってるのでは?と感じるフシがあるんですが、シグマやタムロンのズームレンズ使って、鳥撮ってる層(て、私もですけど)は、使い勝手良ければオリンパスに来てくれるんじゃないの?と思うんです。
A011の掲示板見てるとレースや戦闘機撮ってる人も多そう・・・いや実際多いかどうかはわからないけどいまだにバックオーダー抱えてるくらいだし、少なくとも興味持ってる人は多そうです。
そういう人たちって500mmにAPSで750mmくらいで、今、使ってる人が多いように見受けます。
他社APSってだいたい2000万画素超えてきてるんで、トリミング前提なら画角はもう少し伸ばせますよね。
人によってはこういうレンズにさえテレコンとかつけちゃうみたいですけど、それじゃ暗いしAFも不自由だし、たぶん解像感もないと思うんですよね。
やっぱり1000mmほしいって人は多いわけですよ。
ところがオリンパスならEVFで暗いところでも見えるし、拡大できるし、500mmが1000mmになりまっせ〜
しかもうちのレンズは開放から結構いけまっせ〜
絞らんでも深度ふこおまっせ〜
うちのカメラはFWのアップデートで購入後も陳腐化させまへんで〜(と最近評判のコレも売り込む!)
これならお客さん来てくれると思うんです。
300-600mmズームで裾野を広げ、理想はロクヨンまたは多少なりと安く済むであろう500mm F4 PROなんでしょうかね。x1.4テレコン使えます前提で700mm F5.6の画角は1400mm。
てことですので300mmで終わりってんじゃなくて、マイクロフォーサーズにこそ600mmあたりまでの開発、よろしくお願いしますね(^o^)/
*************************
去年9月の記事で今更感がすごいんですけど、ITmediaさんの40-150mmの記事の最後の方の画像見てて何か違和感感じました・・・
理由判明。三脚座が逆向きになってました。
逆付け可能てことなのかな??この時点ではモックてことなので気にしても仕方ないんですけど(笑)
時計好きさんの熱い思いが伝わってきました。(^_^)
E-M1を使えば使うほど、他のフォーマットが気にならなくなってきたんですけど、
E-M1+50-200mmで此間初めて不具合(ぶれ補正の誤動作?)が出て、
テレコンの可能性が出てきた40-150mmProが少し気になってきました。(^_^;)
像面位相差AFとコントラストAFで暗所AFの性能に違いが出るかどうか判りませんが、
今後のAFの進化を考えると、Proレンズに手を出さないといけなくなる時がくるんでしょうかねぇ。
フォーサーズレンズの描写性能に何の不満も無いので、
信頼性の高いフォーサーズアダプター「MMF-3Pro」とか出してくれれば節約できるんですけど。(笑)