カメラそのものや撮影が好きな人が書いているブログですが、知識が豊富であるとか技術が秀逸と言うことは一切ありませんのでご了承願います。 近年は野鳥と戯れるのが好き。 更新・コメントへの返信などスローペースとなっていますのでご了承下さい。 オリンパス好きの跡地
P4176271
今日はオリンパスプラザ大阪で「デジタルカメラクリーニング講座」が開催されました。

以前より、フォトフェスタなどで実施されていたカメラ無料診断を受けるたびに、手際よくクリーニングするプロの技をみて自分なりにクリーニング機材を買ったりしていたので、実際の手順を学びたく受講することにしました。

今日学んだ内容は、誰にでも役立つことだと思うので、記事にしてみようかと思いつきました。
但し、講座で習った方法をストレートに書いたわけでなく、自分がやりやすいと思った方法や手順に書き換えた部分もありますので、お含み置きください。

・・・あと、続きを読むと、写真が多数読み込まれるので覚悟してください。
実際のクリーニング内容を書く前に、私が買い揃えた機材について。
プロの方が使っていた物を見て、同じものをそろえました。
プロが使うものはやはり使いやすいです。
1枚目画像にある機材リスト。
・オリンパスハイパークリーン3310(スプレータイプ)
・ユーエヌのショットブロー(ブロワ)
・ハンドラップ
・クリーニングクロス
・割り箸(今日の講座で貰いました)
・綿棒
・ダスパー(使い捨てクリーニングペーパー。シルボン紙とも言うらしい)
となります。

ハンドラップ。
P4176274
中身はオリンパス・ハイパークリーンEE6310
P4176368
私はネッ トカフェフォトさんで購入しています。
ハイパークリーンについてはオリの公式ページで確認してみてください。
P4176278
ダスパーをつまんで、受け皿を押し下げると、中の液体が吸い上げられるというものです。
作業しながら片手でクリーナーを含ませられるので便利です。

【ボディのクリーニング】
(1)クリーニング作業前に、ブロワやクリーニングクロスで外周りの埃を落とします。
しっかり落とさないと、クリーニング中にカメラやレンズ内に埃やカビ菌を取り込んでしまうこともありますとの注意を受けました。
P4176281

(2)続いて、畳んだダスパーにクリーナーを少量とり、外装を拭き上げます。
ここではスプレー式の3310が使いやすいと思いました。
P4176302

グリップも意外と汚れています。
P4176303

続いて液晶パネルも。
P4176285
コツはダスパーをケチらないことでしょうか。
汚れたペーパーで何度もごしごしするのは汚れを広げることに。
一度さっと拭いたら、汚れてないように見えてもどんどん捨てましょう。

(3)ファインダーの清掃です。
ファインダー掃除のためには割り箸を使います。
P4176291
ペーパーを2枚重ねにし、それを更に2つ折。
ペーパー4枚分の厚みにして、割り箸に巻きつけます。
割り箸の先端と、紙の端には指一本分程度の隙間を空けます。(この隙間の部分を拭き取りに使う)

P4176292
くるりと巻いた状態。
この状態で・・・

P4176293
指先をつつく。
つついて痛ければ巻き方が拙いと言う事なので、やり直しです。
そのまま清掃すると、レンズやファインダーを傷つけてしまいます。
(と、講習で習い、なるほど・・・と思いました)
巻き方を十分習得するまで練習しましょう。

十分に練習し、巻くコツを覚えたらいよいよファインダー掃除です。
見切り発車すると、結局自分が痛い目を見ますので、くれぐれも十分練習してからにしましょう。

アイカップを外します。
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オリの方はピンセットに巻いてクリーニングしますけど、我々素人は割り箸の方が安心だと思います。
P4176295
ちなみに、私はダスパーの巻き方、ニコン流の方がやりやすいと思います。
ニコン流の巻き方はシルボン紙+鯉の口でググってみたり、デジカメwatchのこちらの記事を参考にして下さい。

(4)マウントの清掃
オリのマウントに使われている金属は、油分?潤滑成分?を含有した金属なのだそうです。
従って、この部分をクリーナーで拭き取るのは好ましくないそうです。
綿棒で拭き取るのが正解だそうです。
私、聞くまで知らず、何度かクリーナーで拭いてます(^^;

力を入れると綿棒の軸がしなり、こすり過ぎないので具合が良いそうです。
実際、拭き取ると黒く汚れていました。
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反対側で接点を軽く拭き取ります。
ここもクリーナーは使用禁止だそうです。(接点の下に基盤があるので)これもやはり黒く汚れていました。
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で、素子のクリーニングについては、他社では素子のクリーニングまで指導されている場合もあるようですが「オリンパスの場合は、ゴミはつきませんから触らないで下さい」と言ってましたね。

まあ実際はゼロではないにしろ、相当自信があるようです。
ファインダーゴミとか、よくシュポシュポしてしまいますが、これもあまり強くやらないことと、必ずゴミが下に落ちる向きでやって下さいとのことでした。
P4176308

なぜかというと、理由も教えてくれました。
ミラーの奥にシャッター幕があるのですが、これが極々薄い金属膜でできているので、強く吹くことで曲がったりすることがあるそうです。
更に、AFセンサーやファインダーの奥にゴミが入り込んでしまうこともあるのだとか。
ですから、シュポシュポも程々が良いようです・・・
私は何度もやっちゃってますけど(>_<)

ちなみにこれ、私の450のシャッター幕なのですけど何か汚れてますねぇ(; ̄¬ ̄Aアセアセ
P4176310_1


【レンズのクリーニング】
さて、ようやくレンズのクリーニングです。
(1)レンズの置き方
皆さん、レンズを置く場合どういう向きに置きますか?
私は前玉を下にしてマウント側を上に置いていましたが、これは間違いなんだそうです。
理由は、昔のMFレンズなどはマウント側に絞りのレバーなどあり、転がり防止や、負荷をかけないという理由で前玉を下にして置いたそうです。

しかしZDレンズの場合、ズームするとこのように・・・・
P4176326
後玉がボディに入り込む構造なのです。
つまりこちら側を上に向けておくことで、ここに埃が入り込んだ場合、それがレンズの内部や、更にボディの中にも入り込んでしまうという危険性があるので、こちら側を下に向けて・・・

P4176334
置くのが正解なのだそうです。
でも、何だか怖いですよねぇ。前はプロテクターつけてますけど、後ろはむき出しですから。

いよいよ、ダスパーにクリーナーを浸し、レンズを清掃するわけですがその前に・・・クリーナーをつけすぎていないでしょうか?
拭き取りに使う物と別にもう1枚ダスパーを用意しておき、拭き取り用のダスパーから余分のクリーニング液をしっかり絞るのがコツです。
拭き残しの跡が残るのは液のつけすぎなんだそうです。

こういう感じでテーブルに置いたダスパーに余分を吸い取らせます
P4176336

(2)レンズの清掃
余分な液をしっかり絞ったら後玉掃除。
後玉は小さいので、割り箸に巻いたダスパーを使います。
やり方はファインダーの時と同じ。

必ず紙を換えて2度(以上)拭き取り。
P4176313

マウント側の金属部分はボディと同じくクリーニング液を使わないで綿棒で軽く拭き取り。
P4176315

接点も同じように。
P4176316

前玉はプロテクターをつけっぱなしならプロテクターの掃除だけでOK。
拭き取る前にブロアで表面の埃を飛ばします。
面積も広いので掃除しやすいですね。
こちらも粗拭き→仕上げ拭きとペーパーを交換して拭き上げます。
P4176340

(3)レンズ外装の掃除
レンズフードの溝はペーパーで溝の乾拭き、ズーム鏡筒もクリーニングクロスでの乾拭き、ズーム鏡筒隙間に埃が溜まった場合も綿棒で乾拭きにとどめます。
ZDのHG以上のレンズは、防塵防滴構造のため、可動部にはシーリングゴムが使われているので、クリーナーの使用はやめくださいとのことでした。

ズームリングの溝は歯ブラシなどで掃除すると良いそうです。
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最後に、レンズキャップを掃除して
P4176345
お疲れ様です。
クリーニング終了です。

参考になれば幸いですが、自信がない場合は無理せず、プラザで見てもらってください。
覆水盆に返らずと申します。

で、講習が終わったあとで冬季五輪の写真を見ていると・・・かぷちさんとぺすんにお会いしてしまいました(笑)
お二人とも有難う御座いました<m(__)m>

レンズのピントリングやズームリングのゴム白化にお悩みの方にはこちらもお薦めします

Comments

    • かぷち's comment
    • 2010年04月17日 23:06
    • こんばんは。
      今日はどうもでした。それにしても、すごい完璧に書かれてますね。
      今日の講習は自分にとってすごい役に立つ講習でしたが、レンズの置き方には、正直ちょっとビックリしてしまいました。。。^^;
      今後もこのような講習会、オリンパスさんにはやっていってもらいたいですね。
    • shiba.n's comment
    • 2010年04月17日 23:22
    • とても参考になりました。
      ありがとうございます。
      こうやってクリーニングすると、機材にも益々愛着がわきますね。
    • ぺすん's comment
    • 2010年04月17日 23:25
    • こんばんわ。
      こちらこそ、今日は、ありがとうございました。
      すごく詳細なレポートですね!
      講師の方がそんなこと言うてたんや・・・って、さらに勉強になります。(^^;
      自分も「ハンドラップ」が便利そうなので、欲しいです。。
    • 時計好き's comment
    • 2010年04月17日 23:48
    • かぷちさん こんばんは。
      今日はお邪魔してしまいまして。
      あの講習は絶対役に立ちますよね!自分のカメラも綺麗にしとこかって思いますし、意識改革にも効果あると思います。
      実は受ける前はもっとズルズルなもんとちゃうかな〜とあまり期待してなかったんです(笑)
    • 時計好き's comment
    • 2010年04月17日 23:50
    • shiba.nさん 今晩は。
      役立ったと言ってもらえると書いた甲斐がありました。
      実は解説写真撮りながら、意外に枚数が多くて途中面倒くさくなったんです(^^;
      頂いたお言葉で報われました(笑)
      ほんとに、カメラ綺麗にするのって意外に大変やなーと思いますね。
    • 時計好き's comment
    • 2010年04月17日 23:54
    • ぺすんさん こんばんは。
      ずーっとニアミス続きでしたけどひょんなことでお会い出来ましたね(^^
      ビルボードライブでやったフォトフェスタの時にクリーニングしてくれた人がとても丁寧にクリーニングしてくれたんですよ。
      それ見て、うーん、カッコイイ!と思って買いました(笑)
      うちの嫁さんも実は持ってまして、何に使うものか初めて知りました。
      マニキュアの除光液入れるらしいです。
    • Hiro Clover's comment
    • 2010年04月18日 00:27
    • 時計好きさん、こんばんは。
      詳細なレポート、とても参考になりました。m(_ _)m

      自分も前回行ったカメラ診断でのレンズの置き方にあれっ?て思ってたので、
      理由が分かってスッキリしました。

      ぺすんさんとかぷちさんにお会いになられたんですね〜。
      自分も講座申し込んでおけばよかった、、お三方にお会いしたかったです。
    • Kiyo's comment
    • 2010年04月18日 07:35
    • 時計好きさん、
      このクリーニング講座。
      参加したいとは思っていたのですが、中々楽しそうですね。
      詳細な説明、ありがとうございます。

      パパッと、無意識にできるようになれれば、良いのですが、
      おおざっぱな私には、難しいトコロがあるかもしれません。
      けっこう、無水アルコールどころか、家庭用の除菌スプレーなどを使用してしまいます。
      一応、ハイパークリーンも一瓶買っておいてあるのですが。
    • MOTO's comment
    • 2010年04月18日 20:08
    • 詳細なレポ、お疲れ様です。
      自分でやってても間違えてやってる事が多いので
      やはり講習会は大切なんですね。

      たぶん12-60mmのゴミは、後玉から入ったのだな((;゚Д゚))
      機材そろえてみたいけど、手先が不器なんで、どうかなあ。

    • 時計好き's comment
    • 2010年04月18日 22:04
    • Hiroさん 今晩は〜
      やっぱり殆どの人はあれっ?んん?て思ってたんですね。
      ZDは・・・というか、オリンパスは当面この方式でレンズを作るであろうとのことでしたから、今後もオリンパスのレンズはこの置き方が正しい作法になるでしょうね。

      Hiroさんともどこかでお会いできそうな気はします。
      撮影とかは一緒に行ってもそれぞれに一生懸命になっちゃうと思いますので、こういうイベントの時って良いかもしれないですね。
    • どこ。's comment
    • 2010年04月18日 22:09
    • なんてステキなWeb取説でしょう!
      やはり、カメラ精密な光学製品ですから、
      キチンとした清掃が必要ですよね。
      ファインダ(フォーカシングスクリーン)にあるゴミは、
      清掃範囲に含まれていませんね。
      やはり、自分でどうこうする場所では無いんでしょうね。
    • 時計好き's comment
    • 2010年04月18日 22:15
    • Kiyoさん 今晩は。
      この講座、東京でも好評だったので大阪でも実施となったようです。
      先にも書きましたけど、もっとズルズルな内容だと思っていたので、あまり期待してなかったんですよね。
      申し込んだ時に、クリーニング用品一式持ってきてって言われて、メンドクサイなー・・・なんて思ってました(笑)
      私も固絞り水タオルでざっとふき取っておしまい。ということはあります。
      まぁ時々気合入れて掃除してあげれば良いんじゃないでしょうか(^^ゞ
    • 時計好き's comment
    • 2010年04月18日 22:20
    • MOTOさん 今晩は。
      まぁ毎回こんな気合入れてやるかどうかは別として、知識としては知っといた方が良さそうでした。
      特にマウントなんて汚れが目に見えてると、普通にクリーナーで拭いちゃってましたから。

      うちの50-200のゴミもこうして進入したのでしょうねorz
    • 時計好き's comment
    • 2010年04月18日 22:25
    • どこ。さん有難う御座います。
      なんというか、こういう光学機器をちゃんと自分でメンテナンスしてる自分に陶酔するというか(笑)
      そういうのもまた、楽しみ方かなと思うんですよ。
      ファインダーのゴミはね、E-1だと自分でスクリーン外してシュポシュポできるのですが、E-3はじめ2桁3桁もスクリーンは外したら駄目ってことになってますから掃除してもらうのも大事ですよね。
      気にしないのが一番と言うのも、今では理解できます。
      それより気楽にやってたシュポシュポが原因でシャッター幕が破損するかもって言われるとショックですね〜

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